保護猫さんを家族に迎えて【子猫のお世話&必要なアイテム6点】

Sosuke&Berry

目次

1.保護猫活動の経験

2.動物病院での初対面 

3.赤ちゃん猫を迎える準備

4.ついにお迎えの日!

5.子猫のお世話は大変⁈

6.すべての保護猫さんにしあわせになってほしい

7.子猫を迎えるのに必要なアイテム6点

8.最後に:必ず獣医さんへ 

                   

うちには2匹のにゃんこがいます

元保護猫さんで、「そうすけ」「ベリー」といいます

生まれてすぐ、優しい人に拾われて、動物病院に保護されていました

                            

当時(2012年)、うちの息子(ひかる)は7歳で

動物好きなひかるは、ペットを飼いたいと熱望していました

                            

保護猫活動の経験

                 

私はひかるを産む前

捨てられた猫さん達を保護して

新しい飼い主さんを探す活動をしていました

                            

その時、たくさんの捨てられたかわいそうな猫さんたちと出会いました

捨てられて、寒さや飢えで死んでしまった子猫さん…

カラスに襲われて死んでいた子猫さん…

栄養不足や病気で、げっそり痩せて弱っている野良猫さん…

                           

その中でも、幸運にも保護することできて

素敵な里親さんと出会えてしあわせになれた猫さんたちもいました

                              

里親さんになってくださった人が

「こんなにしあわせに暮らしてます」と

のちに猫さんの写真を送ってくださることもありました

そんな時は、私のほうがしあわせな気持ちでいっぱいになったものです

里親さんから送られてきた写真たち

                            

そんな経験から

「うちで再び動物を飼うなら、保護猫さんの里親になりたい」と思い

以前、保護猫活動でお世話になっていた動物病院を訪ねました

そこで、「そうすけ&ベリー」と出会ったのです

                        

動物病院での初対面

                    

初めて動物病院に行ったときは

まだ「そうすけ」しか保護されていませんでした

                    

てのひらに乗るほどの、小さな小さな赤ちゃん猫さん

まだ目も開いていなくて、自分で立つこともできない赤ちゃん

                          

先生にサポートしてもらって

ひかるが、赤ちゃん猫さんにミルクを飲ませてあげました

小さな体で、一生懸命にミルクを飲む赤ちゃん

babysosuke

この時、私たちはこの子を家族に迎えることを心に決めました

                      

とはいえ、まだ赤ちゃんで免疫も弱く

もう少し病院での保護が必要だったので

1週間後、正式にこの子を迎えにいくことになりました

               

赤ちゃん猫を迎える準備

                      

その1週間で私たちは獣医の先生の指導をうけて

赤ちゃん猫を迎える準備をしました

                    

1.まずはお部屋の片づけ

猫さんが過ごすお部屋から、飲み込んだり、かじったりしたら

危険な小さなものや電気コードなどを取り除きました

                 

2.必要なものを揃える

私たちが用意したのは6つです

①キャリーバッグ

②子猫用ミルク・哺乳瓶・吸い口・シリンジ

③スケール

④子猫用フード・皿・すり鉢

⑤猫トイレ

⑥猫ケージ

詳しくは記事の最後をご覧ください

                

ついにお迎えの日!

                

1週間がたち、準備も整い

ひかると二人で「そうすけ」をお迎えにいきました

そこで大事件が!!!

                

なんと、先生がこうおっしゃったのです

「実は昨日、そうすけくんの兄弟と思われる女の子が保護されたんですよ」

「えー!本当ですか?!」

思いもしない言葉に、私たちは驚きました

                  

聞けば、そうすけを拾ってくれた人が

同じ場所で、ひとりぼっちでいた赤ちゃん猫を保護してくれたとのこと

会ってみたら、姿も大きさも、そうすけと瓜二つ!!

               

ひかるの足の間で寝る二人
そっくりでしょ?

                         

「兄弟一緒に、ひかるくんの家族にしてもらえませんか…?」

と、先生から言われた時は絶句しました…

                   

すぐにでも、ハイ! と答えたかったのですが

命を引き受けるということは、重大なことです

そうすけの時も、私たちは家族でよく話し合い

そうすけを一生しあわせに守るという覚悟で決めたんです

だから、急なことで私たちはとても戸惑いました

                      

先生もそこはよくわかっていらっしゃるので

1週間、うちでその子をそうすけと一緒に預かってみて

その間に、私たち家族で相談して決めるということになりました

             

それがこの子、「ベリー」です

可愛すぎですよね?w

                        

正直、ベリーと出会った瞬間から

私たちは、家族になると分かっていました(笑)

                             

そうすけも、ベリーがいてくれるから、さみしくなかったと思います

起きている時も、寝ている時も、いつも二人でくっついていました

sobeinbookshelf
本棚が好きな二人
少し大きくなってきた頃の二人
じゃれる二人

                    

今となっては、私たちのお迎えの前日に

ベリーが、ギリギリ間に合って保護されてくれたことに

本当に感謝しています

                        

そして実はベリーちゃん

赤ちゃんの頃は女の子だと思われていたのですが

しばらくして男の子だったことが判明!!!

                         

でもその時にはすでに「ベリー」という名前がついてしまっていたので

ちょっとガーリーなお名前になってしまいました(^^;

                              

子猫のお世話は大変⁈

                   

この子達をおうちに迎えてから

毎日3時間おきにミルクを飲ませ

背中をトントンしてげっぷをさせ

ティッシュで、おまたとおしりを軽くポンポンして

排泄をさせてあげる毎日でした

sosukemilk

                      

赤ちゃんのうちは、ちょっとしたことで命にかかわる危険があります

ですから、健康管理のために

ミルクの前後に毎回、料理用スケールで体重を測っていました

                     

お腹ポンポコリンそうすけ
ミルクを飲んだ後はこんなにお腹がポンポコリンになりますw

                           

ミルクを飲んだ量、回数、体重、排泄の回数、排泄物の様子などを

毎日ノートに記録して、動物病院に検診に行くときに持参しました

                         

通院で使うキャリーバッグは

おうちではタオルと毛布を敷いて

彼らのベッド&安心できる隠れ家となりました

                 

sosuke&berryincarrybag

                      

赤ちゃんは猫は、体温を暖かく保つ必要があるので

人肌に温めたお湯をいれたペットボトルを毛布の下に入れて

冷めたらすぐ温かいものと交換していました

                      

ペットボトルが直接触って低温やけどをしないように

必ず布の下に入れて、暑くなったら避けられるようにしました

                      

成長に合わせて、ミルクを与える間隔も

3時間おきから4時間~5時間おきと、だんだん延びていき

生後1か月くらいすると、離乳食も始まり

トイレも自分でできるようになりました(*^^)v

                            

すべての保護猫さんにしあわせになってほしい

                 

生後1か月まではそのような状態なので

お世話のために、正直、睡眠もあまりとれませんでした

人間の赤ちゃんを育てるのとまったく一緒ですね^^;

                            

でも、毎日この子達が元気ですくすく育ってくれているのを見ていたら

まったくツラいと感じませんでした(^^)

                     

そうすけとベリーが来てから8年間

私たちは毎日、たくさんのしあわせを彼らからもらっています

                          

ひかるとベリーとそうすけの、三兄弟のお昼寝♡ 

                  

仲良し3兄弟

               

「そうすけ&ベリー」の他にも、
里親を待っている保護猫さんはいっぱいいます

                     

このブログにたどり着いてくれた人は

きっと猫さんが好きで

「かわいそうな猫達を助けたい」

と思ってくれている優しい人だと思います

                  

もしかしたら

「うちも保護猫さんを家族にむかえたいけど、大丈夫かな?」

と思って、この記事を見てくれている人もいるかもしれません

               

私たちの経験をお話しすることで

そんな方々の後押しができたらいいなと思っています

                         

私が保護猫活動をしていた時の写真です

                 

そのためにも、「そうすけ&べりー」の

成長の様子を、今後もご紹介していきたいと思います

          

「そうすけ&ベリー」のように

たくさんの保護猫さんたちが救われますように… 

                  

子猫を迎えるのに必要なアイテム6点

                          

①キャリーバッグ

                      

まず、猫さんを病院から連れて帰ってくる時に絶対に必要なものです

その後通院するときにも必要です

またおうちではタオルと毛布を敷いて

猫さんのベッドとして、安心できる隠れ家として重宝しました

             

                      

絶対にルーフドアがついているものがおススメです

成長してくると、うちの子たちは動物病院に行くのを嫌がって

キャリーバッグに入るのを抵抗するようになりました(>_<)

そんな猫さんには、ルーフドアからの方が入ってもらいやすいです

                    

②子猫用ミルク、哺乳瓶、吸い口、シリンジ

               

人間のミルクは飲めませんので与えないでください

月齢に合った猫用ミルクを買ってください

          

 

             

まだ赤ちゃん猫は上手に哺乳瓶を吸えないので

最初のうちはシリンジで飲ませることもありました

シリンジは 買っておいてよかったです

             

ですが、無理やり飲ませると誤嚥して危険なので注意してください!

また誤嚥を防ぐために、猫さんの体を立てて飲ませてください 

必ず、獣医さんに飲ませ方を教わってくださ

                      

                      

生後2週間して乳歯が生えてくると

吸い口を噛むので、吸い口がすぐダメになってしまいます

吸い口は替えをストックしておいた方が便利です

            

                                 

③スケール

                     

赤ちゃん猫は、ちょっとしたことで命にかかわる危険があります

健康管理のために、ミルクの前後に体重を測るために必要です

離乳してからは、体重に適したフードの量を測るのに使います

ですから、グラム単位で測れるスケールが必要になります

うちは料理用スケールを使いました

          

                

④フード・皿・すりばち

               

こちらはすぐには必要ありません

生後2週間ほどして乳歯が生えてきた頃から

徐々に離乳食を始めていく時に使います

                         

                          

うちは獣医さんのススメでこのフードを使っていました

ご自分の猫さんに合ったフードを、獣医さんに尋ねましょう

                               

                                                          

お皿は赤ちゃんが食べやすいように浅いものがいいです

               

すりばちは、離乳食を作る時に使います

フードにお湯を加え、すりばちですりつぶします

             

ひかるが、すり鉢にフードとお湯を入れて、食べやすくすりつぶしているところ

百均の小さいすりばちがちょうど良かったです 

           

⑤猫トイレ

               

こちらもすぐに必要なものではありません

赤ちゃんのうちは排泄は自分でできません

自力でトイレができるようになるのは、生後1か月くらいです

        

                          

うちでは慣れさせるために

よちよち歩き出した頃から部屋に置いておきました

個人的には、フルカバーはいらないと思います

           

⑥ケージ

               

生後1か月を過ぎて、だんだん体が大きくなってきたら

キャリーバックからケージへ、ベッドを移しました

             

                                  

生後半年くらいまでは、まだまだ危険なので

寝るときや、お留守番をしてもらう時はケージの中で

遊んだりご飯を食べる時は、私が見守りながらケージの外で

過ごしていました

                           

最後に:必ず獣医さんへ 

                       

子猫の育て方、必要なアイテムは、ここに書いてあることが全てではありません

必ず獣医さんに指導をうけて、万全の準備を整えてください

                  

そして、もしもご自分で子猫を拾った場合も

必ず獣医さんで診察してもらってください

                           

捨てられた赤ちゃん猫は、母親の母乳を飲んでいないので免疫も弱く

体温が下がったり、病気に感染したりして死んでしまう危険性が高いです

           

動物病院で適切な手当てをしてもらって

必要な検査をしたり、ワクチンを打ってもらいましょう

                     

猫さんの命は、飼い主さんにかかっています

しっかり獣医さんの指導を守って

猫さんをよく観察して、お世話してあげてください

               

世界中の猫さんが、しあわせになってくれますように・・・

                                   

                                                         

                    

                                                           

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