実態!セブ留学で英語は話せるようになる?

セブ学校前の道

誰も言わないフィリピン留学の短所≫について、お話しします

≪目次≫

  • フィリピン留学での経験と良かったこと
  • セブ留学の短所 ①先生の質に差がある
  • セブ留学の短所 ②生徒が一方的に聞くだけのレッスンも💦
  • セブ留学の短所 ③復習する時間がない
  • セブ留学の短所 ⑤レッスン以外はほぼ日本語で生活
  • 結論
  • おまけ

          

私は2019年11月に、息子の付き添いで
2週間のフィリピンセブ親子留学
に行ってきました

アラヤモール付近のホテルから

フィリピン留学といえば
費用が安いのが魅力!ですよね

でも留学費用が安いのは
悲しいことですが
フィリピンは発展途上の貧しい国だからです

実際に行ってみると

①衛生状態が悪い(ゴミ、虫、トイレ問題)

②治安が悪い

③野良犬が多い(狂犬病に注意)

と、日本人には過ごしにくい部分が多く
英語の勉強以外の点でとても苦労しました汗

フィリピン留学での生活面についての記事はこちら
https://ameblo.jp/sosuke-berry0601/page-3.html

 
でも、良かった事もたくさんありました

アメリカ人講師宅にホームステイして
カップケーキパーティーをした体験は
まさに私たち親子が‟留学に求めていたもの”でした
それについてはこちら
https://ameblo.jp/sosuke-berry0601/entry-12672144669.html

アメリカ人講師の家でカップケーキパーティー

フィリピン留学を考えている方はぜひ読んでみてください

それでは、ここからは
旅行会社や語学学校関係者があえて語らない
セブ留学の短所についてお話しします


セブ留学の短所
≪マンツーマンと長時間レッスン≫


マンツーマンレッスンの短所】

①先生の質に差がある
②先生がおしゃべりで、生徒が一方的に聞くだけのレッスン
 になることもあせる


【長時間レッスンの欠点】

③復習する時間がない
④1日中テキストベースの勉強英語
⑤レッスン以外はほぼ日本語で生活汗

この5点について
実際に留学中に体験して感じたこと
現地で聞いたことを、1つずつご紹介します

        

①先生の質に差がある

現在、セブ留学は日本や韓国に人気で
たくさんの留学生が来ています

そのためマンツーマンレッスンでは

生徒の数だけ先生が必要
  ⇓
先生が不足
  ⇓
英語レベルや教師としての質の低い人でも先生として採用されている

という現実があります

実際に行って実感したのですが
フィリピン人全員が流ちょうな英語を話せるわけではないです

一般の人の中には
全然話せない人もいますし
なまりが強く、文法も適当な人も
います

またたいていのフィリピン人は日本人と同じく
「th」の発音ができません

フィリピン人の個人の英語のレベルは
その人が受けた教育レベルによります

貧しくて学校にいけない人もフィリピンには多いです

ですから、
良い先生をたくさん確保するのは
語学学校にとっては難しい
のです

マンツーマンレッスンでは
評判の良い先生は、予約を取るのが難しいそうです

自分にあった良い先生を見つけて予約できるように頑張って下さい

繁盛期には、特に先生が不足してしまうので
留学生が少ない時期を狙って留学する方が
良い先生のレッスンが受けやすいかも
しれません

            

②先生がおしゃべりで、一方的に聞くだけのレッスンになることもあせる

フィリピン人はおしゃべりな気質の方が多いです
また、マンツーマンで周りの目がないため
先生の熱心さは、その先生の良心によります

質の低い先生に当たると
先生が一方的に雑談してレッスンが終わるなんてことも
あるようです

「先生の恋愛話を聞いてるだけで1時間終わってしまった」という人もあせる

そこまでではないとしても
基本的におしゃべりなフィリピン人相手に
初心者が、英語で話に割って入るのは難しいかもしれません

この問題に対してもやはり①の時と同じように
良い先生を早く見つけて
その先生のレッスンを予約する努力をしましょう

先生に不満があれば
管理者にちゃんと伝えて
相談することも大事です

              

③復習する時間がない

1日中たくさんのレッスンを取りすぎると
復習する時間があまりとれません💦

復習しないと、せっかく学んだことが定着せずに消えて行ってしまいます

「せっかく留学したのだから
たくさんレッスンを受けたい」

という気持ちになるのも分かりますが
復習にあてる時間も考慮して
レッスンスケジュールを立てる
ことをおススメします

                                  

④1日中テキストベースの勉強英語

留学の目的はなんですか?
「英語を話せるようになりたい」ですよね

では、日本ではなく
わざわざ外国に来て学ぶ目的は?

私の目的は、息子に

「リアルな生活の中で生の英語に触れて
実際に英語を使うことで英語を学んでほしい」

「海外の文化に触れ世界に視野を広げて
英語を学ぶモチベーションを見つけてほしい」

ということでした
ですが、長時間レッスンのスケジュールでは
平日はほぼ丸1日学校内と寮で過ごすことになります。

するとどうしても、
生活の中でリアルに英語を使う機会が限られます

だから私たちは
レッスン後は街に出て、現地の人と話し
生活の中で英語を使う機会を増やすことを心がけていました

タクシーは運転手さんと世間話ができるのでおススメです

タクシードライバーさん
タトゥーが入ったドライバーさんでしたが、いい人でしたよ☺

                    

レッスン以外はほぼ日本語

これは、私の行った語学学校でも同じだったのですが
セブは日本人留学生でいっぱいです

「施設内では英語以外禁止、違反すると退学」

という厳しいルールがある学校もありますが
そうでなければ、レッスン以外では
どうしても日本人同士、日本語で話してしまいます

正直、とても留学しているとは思えない感じ・・・

寮生活で共同生活をしていると
若い人たち同士集まって
はまるで「テラスハウス」状態・・・

本気で英語を学びたいなら
「EOP=English Only Policy」
のルールがある学校を選んだ方がいいかもしれません

               

          

結論

全体的な私の感想としては
セブ留学は
留学」というより、「英語合宿」という感じでした

セブの学校のほとんどが
1日長時間レッスンスケジュールだったり
平日外出禁止のスパルタスタイルだったりするのは

外の治安や衛生状態が悪いので
自由時間をなるべく取れないようにしているのではないかと感じました


そのせいで、ほとんどの時間を学校と寮の中で過ごすので
「英語勉強合宿」
のような感じななってしまうのだと思います


それでも、マンツーマン&長時間レッスンの語学学校で
効率よく学ぼうとするなら

・自分に合った良い先生の授業をとること
・レッスンを詰め込み過ぎず、復習の時間もしっかり確保する
・レッスン終了後、外出して
  現地の人とリアルな英語でコミュニケーションをとる
 (できるだけ、日本人同士で日本語を話す時間を減らす)

この3点に気をつけて勉強すれば
やった分だけ確実に英語力はあがります

私たちは2週間のお試し留学でしたが
3か月、4か月滞在してちゃんと勉強している人たちは
成果がでているようでした

ただ、同じように3か月、4か月滞在していても
その人の取り組み方、熱量、元々の英語力によって、
成果はまちまちでした

中には恋愛にはまってしまって
授業にでなくなってしまう人も
いました汗

日本人のはフィリピン人にモテるようなので
(経済的理由も大きいかも)
割とよくある話みたいです

「フィリピン留学したら英語力が上がる」
というわけではなく

「そこでその人がどれだけ勉強したか」
によって変わるのだと実感しました

これからセブ留学を考えている方はこれを参考に、
費用対効果を考えて、総合的に判断してください

悩んでいらっしゃる方は
とりあえず2週間ほどの短期で留学し
ご自分に合うようだったら延長するのがいいでしょう

マンツーマンの狭いブースの中で
テキストベースの勉強英語だけで
1日が終わってしまうスタイルは

私の目的とは合いませんでした

正直、ブースの中でマンツーマンでずーっとレッスンするなら
日本でオンラインレッスンをするのとあまり変わらないと感じました

私が使っている「ネイティブキャンプ」なら
回数無制限でレッスンを受けられます

予約に使えるコイン2000円相当のコインがもらえる
ネイティブキャンプの無料体験はこちらから↓
https://nativecamp.net?cc=FR_386122

留学したつもりで、毎日朝から晩までオンラインでレッスンした方が
フィリピン留学するより、断然、安全でお得です!

ただ、私が感じた留学の1番のメリットは
「留学中は、勉強に集中できる」ことでした

日本にいるときは
仕事や家事、子供の世話、生活の雑事に追われ
まとまった勉強時間が取れませんでした

「日本では、どうしても時間が作れない、勉強に集中できない」
という人は、思い切って留学してしまうのがいいかもしれません

      

おまけ

すでに述べたように、私のフィリピン留学の目的は
息子に

・海外生活の中で実際に英語を使って学ぶ

・海外の文化、価値観に触れて視野を広げ、
   帰国後の英語学習のモチベーションを高める

という経験をさせてあげることでした

ですが、実際には、学校の授業以外では
15歳の息子には危険な場所が多く
レストランやモールの会計の時くらいしか、
現地の人と交流できる場がありませんでした

先生のお宅でやったカップケーキパーティが
唯一、安全にリアルな生活の中で英語を使えた場でした

おまけに息子は
ちょっと潔癖症気味で、虫が怖い子なので
フィリピンの生活には堪えられなかったようです

日本に帰ってからは

「もう二度と日本から出たくない」
「英語話せなくてもいい」


と言い出す始末…

正直、私の目的としては、大失敗でした😞

ただ、貧しい子たちと出会ったり
日本と全く違う、辛い環境で暮らして自分の生活を考え直したり

という成長があったので、そういう面では、よい経験になったと思います

それと、実は、今回の留学は
私の生徒さんにおススメするかどうかの視察を兼ねていました

帰国後私は・・・
私の大事な生徒さんたちに、残念ながらおススメできませんでした

生徒さん達には
「もしも留学するなら、学費の安さよりも、安全で過ごしやすい国を選ぼう
おススメしています

でもその前に、

国内でも英語習得は可能だから、
まずは日本でやれるだけ勉強するのが一番!」

ということを実感した留学体験でした☺

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